会社沿革(山本鉄工所の歩み)

1917年(大正6年)、船舶エンジンメーカーとして創業以来、
「使い勝手が満足できるものを…。」一途にこれを追究してまいりました。
"よいもの"とは、ただただ最高品質を実現するだけでは十分とは言えません。

多様なユーザーニーズが存在する中で、想いの一つ一つを丁寧に形にしていくことが重要です。
それは、90余年の年月を経た現在でも変わることなく、私たち山本鉄工所の根底を流れる精神として息づいています。今日ほどに便利が良くない時代から、このように重ねてきた私たちの歴史には、"ものづくり"の"知恵"が詰まっております。

ときに原点に立ち返り、これまでに得た貴重な技術・経験・情報、そしてそこから生まれる"知恵"をもとに、より良い労働環境の構築を目指すとともに地球環境に対する負荷を低減できるように機械の開発・改善を繰り返すこと、またその成果を通して地域社会に貢献していくこと。それが私たちに課せられた大きなテーマです。
常に新しい価値を求め、機械開発の理想郷である"メカトピア"を創造していくために、これからも私たちはたゆまぬ努力を続けてまいります。


大正
6年12月

徳島市福島郷町築地(現、新南福島)に個人企業として発足。
船舶用焼玉エンジンの製造を開始する。

昭和
12年3月

前社長山本 隆賀継承する。

19年8月

戦災により全焼

22年5月

徳島市新南福島1丁目5の1に再建

28年9月

第1号油圧プレス製造

29年12月

第1号ホットプレス製造

31年12月

有限会社山本鉄工所に組織変更

37年1月

株式会社山本鉄工所に組織変更。資本金450万円

40年2月

4'×8’推力2400tonホットプレス製造
同時に製造台数100台を達成

40年7月

脱水成形プレス1号機を完成出荷

41年3月

初輸出。以降各国への輸出を続ける

42年1月

本社・工場を現在地(徳島県小松島市)に移転

42年8月

全自動合板用30段ホットプレス製造

44年1月

4’×8’300ton成形プレス製造

45年6月

輸出貢献企業として通産大臣より表彰される

45年9月

パーティクルボードプラント1号機納入

46年8月

スクラッププレス製造

47年11月

発明協会より発明奨励賞受賞

55年7月

ハイドロシャー製造スクラップ関連機械の量産を開始

56年10月

パーティクルボード生産プラント製造販売のため、東北ホモボード(株)と業務提携

58年2月

合板用ATPホットプレス1号機を完成出荷

59年7月

日本で最大級のパーティクルボード用ホットプレスを旧ソ連邦向けに輸出

61年9月

CADシステムを導入

62年12月

創業70周年を迎える

平成
元年2月

リサイクルプラント初受注

元年6月

東工場増設完成

4年8月

海外輸出台数500台突破

6年4月

徳島県阿南市に新工場(総敷地面積46,757平方メートル)竣工

8年2月

産業廃棄物プラントの開発・設計部門を設立

8年7月

乾燥プレス「ステップドライヤー」米国特許を取得

9年4月

総合プラント事業会社として建設業(特定)の許可を取得

9年12月

創業80周年を迎える

11年5月

乾燥プレス「ステップドライヤー」材料加工技術賞および市川記念賞を受賞

12年3月

NEDO地域新生コンソーシアムに初採択。以降3年連続4件採択

12年11月

二軸破砕機1号機受注

13年6月

廃プラスティック圧縮梱包機を製造

14年4月

液晶ディスプレイ部品製造装置に参入

14年12月

廃プラリサイクル新手法、廃プラ直接形成システムを開発

15年4月

近年の新技術開発に対し、産業総合技術研究所四国センター賞受賞

15年6月

大型スチームインジェクションプレス1号機受注

15年11月

(社)発明協会 発明奨励賞受賞

19年5月

経済産業省・中小企業庁による
「元気なモノ作り中小企業300社2007年版」に選ばれる

19年12月

創業90周年を迎える

20年11月

サーボプレス1号機を納入

24年3月

処理量127ton/日の大型リサイクルプラントを完工